見極めるのが難しいお手入れのタイミング
雨風や直射日光、動物の糞害などの影響を受け続けています。
塗装の効果が切れてしまうと外壁以上に早く劣化してしまいますが、外壁と比べると意識することもないので工事するタイミングが難しいです。
だからこそ一度、地上やベランダから確認できる場所は意識して見てみましょう。
雨漏りがする、屋根が割れている、屋根にコケやカビなどの汚れ、色のバラつきや色あせが目立つ、金属部分の腐食が多数見られる……などの症状はありませんか？
そういった症状があれば屋根工事のタイミングですのでご相談ください。
瓦屋根はズレや割れ棟の漆喰の剥がれがお手入れのタイミングになります。
カラーベストコロニアルは割れ、表面の劣化が、金属屋根はサビ、浮き、剥がれを点検してください。
屋根工事も外壁塗装も、工事の際には足場を設置する必要があります。
別々に施工すると、その分時間も費用も2倍かかるため、一度にご依頼されるのがオススメです。
屋根は建物を風雨から守る大切なところですので災害から守る意味でも早めのお手入れをおすすめします。定期的な点検と、適切な時期に適切な屋根工事を行なうことで、快適なお住まいを長く保たせましょう。
屋根の葺き替え・カバー工法の両方に対応しています
■葺き替え（ふきかえ）
屋根の葺き替えとは、今ある瓦などの屋根材を一度撤去し、新たな屋根材へ付け変える工事のことをいいます。
屋根材を一度撤去するので、屋根の重量が施工前と大きく変わることがなく、耐震性の面から見ても優れている屋根のメンテナンス方法です。また屋根材の変更も可能です。屋根の重量を軽くすることで耐震性能がよくなります。
■カバー工法
カバー工法は今ある屋根材の上に、新たな屋根を取り付ける工事です。
既存の屋根を撤去しないので、撤去費用が掛からず、葺き替えよりも短工期で施工できるという特徴があります。
■雨漏り修繕
雨漏り修繕と一言に言っても、その原因は様々です。
屋根の下地が傷んで漏れていることもあれば、隙間ができてしまっているケースもあります。
当社では雨漏りの原因をしっかり調査し、原因を特定したうえで再発しにくい修繕工事を心がけています。
■換気棟の設置
換気棟とは屋根裏の湿気や熱気を排出するために、屋根の棟部に設けた換気（排気）部材のことです。
この棟から換気するシステムのことを棟換気と呼びます。
通常、外気の取り入れは軒下に設けた換気口（吸気口）から取り入れます。
熱は上部に集まるので、電気を使わず、屋根裏にこもる熱気を自然排出してくれる換気棟は、換気をする上ではとても理にかなった方法です。
屋根材の主な種類と特徴
■コロニアル
瓦より軽く、金属屋根材よりも安価なため、30年も前から普及しています。
豊富なカラーバリエーションが楽しめますが、塗装工事などこまめなメンテナンスが必要とされます。
■瓦
陶器瓦・いぶし瓦などの伝統的な瓦は非常に耐久性が良く、台風などで割れたりしない限りは何10年と持つと言われています。
けれども瓦と瓦の接着に用いられる漆喰は、時間と共に劣化していくため、定期的なメンテナンスが必要です。
■金属屋根
近年一番多いのですが、瓦棒葺きと金属瓦です。
・瓦棒葺きとは「金属板」と「垂木（たるき）と呼ばれる棒」で構成された屋根です。
現場でコイル状になった金属板を切り張りするだけで施工できるため、道幅の狭い住宅地や十分なスペースのない住宅地でも施工ができます。現在の瓦棒葺きの金属板はガルバリウム鋼板が使用されることが多いです。
・金属瓦とは鋼板、アルミ、ステンレス、フッ素鋼板、またそれらを複合したものなど種類が様々です。
最近では、耐久性やデザイン性等がアップした、ガルバニウム鋼板の金属屋根が増えています。
錆に強く、性能の割りに費用も安価です。 しかし、メンテナンスフリーというわけではなく、経年とともに錆てしまいます。 軽量で加工が容易にできることから、リフォームの際に屋根カバー工法にも利用されることが多いです。
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